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カビに注意!~高断熱・高気密住宅~

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カビに注意!~高断熱・高気密住宅~

カビに注意!~高断熱・高気密住宅~

2024/10/24

こんにちは!MIST工法カビバスター隊のスタッフです!

いつも私たちカビバスター隊のブログをご覧いただき、ありがとうございます。

 

高断熱・高気密住宅がカビリスクにつながる理由は、住宅の断熱性や気密性の向上が、住宅内の湿気や換気に大きく影響するからです。近年のエコ住宅や省エネルギー志向により、住宅の高断熱・高気密化が推進されていますが、これがカビの発生リスクを高める一因ともなり得ます。

カビの発生メカニズムを理解したうえで、なぜ高断熱・高気密住宅がカビリスクを抱えやすいのかを説明します。

目次

    1. 高断熱・高気密住宅とは

    高断熱住宅とは?

    外壁や屋根、床などの住宅構造に断熱材を厚く使用し、外気と室内の熱のやり取りを最小限に抑える住宅のことを指します。

     

    高気密住宅とは?

    住宅の構造体や開口部の隙間を極力減らし、外気の侵入や室内の空気漏れを防ぐ設計がなされている住宅を指します。

     

    このような住宅は、外気の影響を受けにくく、室内温度を安定させやすいため、冷暖房効率が非常に高く、結果的にエネルギー消費を抑えることができるのが特徴です。

    日本のような四季がはっきりしている地域では、夏は涼しく、冬は暖かい環境を保てることから、多くの人々に支持されています。

    2. カビの発生メカニズム

    カビは微生物の一種で、胞子を飛散させて繁殖します。

    • 湿度:カビは高湿度な環境を好み、湿度が70%以上になると発生しやすくなります。
    • 温度:カビは15〜30℃の温度範囲で活発に繁殖します。
    • 栄養源:カビは、住宅内の壁紙や木材、ホコリ、皮脂、食品残渣などの有機物を栄養源とします。

     

    これらの条件が揃うと、短期間でカビが発生し、室内環境に悪影響を及ぼします。

    高断熱・高気密住宅は、この条件を満たす環境が整ってしまうことが、カビリスクの一因となります。

    3. 高断熱・高気密住宅がカビリスクを高める理由

    (1) 室内の湿度が上がりやすい

    高断熱・高気密住宅は外気との断熱・気密性が非常に高いため、室内の湿度が外に逃げにくくなります。

    冬季には暖房の使用により室内外の温度差が大きくなり、窓や壁などの断熱不足な箇所で結露が発生しやすくなります。結露がカビの温床となり、湿気の高い環境が長期間続くことで、カビが繁殖しやすくなります。

    (2) 換気不足

    高気密住宅は外部との隙間を極力少なくするため、自然換気がほとんど行われません。

    結果として、住宅内の空気が滞留しやすく、湿気がこもる原因となります。

    高断熱・高気密住宅では、24時間換気システムの導入が義務付けられていますが、この換気システムが不十分であったり、メンテナンス不足でフィルターが詰まっている場合、効果的な換気が行われず、湿度が上昇しカビのリスクが高まります。

    (3) 隠れた湿気の蓄積

    高断熱・高気密住宅の構造により、壁や床下などの目に見えない部分に湿気が溜まりやすくなります。

    これらの箇所は断熱材で覆われているため、外気による自然な乾燥が期待できず、湿気がこもり続ける可能性があります。施工時の不備や断熱材の不適切な配置によって、結露が発生しやすいポイントができてしまうことがあります。

    4. カビのリスクを減らす対策

    (1) 効果的な換気

    高断熱・高気密住宅では、24時間換気システムを適切に使用することが不可欠です。

    室内の湿気を効率よく排出し、空気を循環させることで、カビの発生リスクを低減できます。

    定期的な換気システムのメンテナンスが重要です。

    フィルターの清掃や交換を怠ると、換気効果が低下し、

    湿気の排出が十分に行われなくなるため、こまめなメンテナンスが必要です。

     

    (2) 湿度管理

    室内の湿度を適切に保つことも重要です。

    湿度計を設置してこまめにチェックし、必要に応じて除湿器を使用することで湿度をコントロールします。

    梅雨時期や冬季の結露が発生しやすい時期には、湿度管理を徹底することが求められます。

     

    (3) 結露防止

    断熱材や窓ガラスの性能を高めることで、結露を防ぐことができます。

    二重窓やトリプルガラスの導入は、断熱効果を高め、窓周りの結露を抑える有効な手段です。

    窓や壁の断熱性が不十分な箇所には、断熱材や結露防止シートを追加することで、

    結露の発生を防ぐことができます。

     

    (4) 隠れた箇所のチェック

    壁や床下、天井裏などの目に見えない箇所も定期的なチェックを行い、

    湿気の蓄積がないか確認することが大切です。

    湿気が溜まりやすい場所には、防湿シートの導入や断熱材の追加などの対策を施すことで、

    隠れた場所でのカビの発生を防ぐことが可能です。

    カビは健康に影響を与えますか?
    はい、カビは呼吸器系の症状(せき、くしゃみ、鼻づまりなど)や皮膚のかゆみ、目の痛みなどの健康被害を引き起こす可能性があります。特に、アレルギー体質の方は注意が必要です。
    カビの除去にかかる費用はどのくらいですか?
    カビの発生範囲や場所、素材の種類によって費用は異なります。一般的な住宅の浴室でしたら3万円~5万円程度が目安ですが、大規模な発生の場合は10万円以上かかる場合もあります。正確な見積りは現場を確認した上でご案内いたします。
    子供やペットがいる場合の注意点はありますか?
    作業中に使用する薬剤は人体や動物に無害なものを使用しますが、施工中は換気や区画を行いますので、安全面から一時的に別の場所で過ごしていただくことをおすすめします。
    施工後のアフターフォローはありますか?
    はい、当社では施工後に定期的な点検を実施しております。作業内容によってアフターフォローの内容は異なりますが、カビの再発がないかなどを確認し、お客様に安心してお住まいいただけるようサポートいたします。

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