カビが原因・・・アスペルギルス症とは
2024/10/25
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目次
アスペルギルス症とは
アスペルギルス症は、**アスペルギルス属(Aspergillus)**という真菌(カビ)によって引き起こされる感染症です。この真菌は、自然環境中に広く存在し、特に土壌、腐敗した植物、堆肥、空調システム、建物内の湿った場所などで繁殖します。人間は日常生活の中でアスペルギルスの胞子を吸い込むことがあり、通常の免疫機能が正常であればこれを無害に排除できます。しかし、免疫機能が低下している人や、慢性肺疾患を持つ人などでは、この真菌が体内で感染症を引き起こし、アスペルギルス症となります。
アスペルギルス属には200種以上のカビが含まれますが、そのうち病原性が高く人に感染するのは**Aspergillus fumigatus(フミガータス)**が最も一般的です。このカビは高い耐性を持ち、温度や環境の変化にも強いため、特に病院や医療施設、湿度の高い場所で問題となります。また、Aspergillus flavus(フラブス)やAspergillus niger(ニガー)などの他の種も、時には病気を引き起こすことがあります。
アスペルギルス症の分類
1. アレルギー性気管支肺アスペルギルス症(ABPA)
概要: ABPAは、アスペルギルスに対するアレルギー反応が原因で起こる肺疾患です。特に喘息や嚢胞性線維症(CF)を持つ患者に多く見られます。
症状: 咳、喘鳴、息切れ、発熱などが特徴的です。喘息の悪化や、気道の狭窄を引き起こす可能性があり、重篤な場合は気管支拡張症を引き起こすこともあります。
治療: 主にステロイドを使用してアレルギー反応を抑え、抗真菌薬が併用されることもあります。
2. 慢性肺アスペルギルス症(CPA)
概要: CPAは、肺に慢性的なアスペルギルス感染が見られるもので、特に肺結核や慢性閉塞性肺疾患(COPD)、サルコイドーシスなどの基礎疾患を持つ患者に多く発症します。
症状: 咳、血痰、胸痛、体重減少、倦怠感などが特徴的です。これらの症状は数ヶ月から数年にわたって持続し、徐々に進行します。
治療: 抗真菌薬(ボリコナゾールやイトラコナゾール)が使用され、感染の広がりを抑えることが目指されます。重症の場合、外科的に感染部分を切除することもあります。
3. 侵襲性アスペルギルス症(IA)
概要: 侵襲性アスペルギルス症は、免疫不全のある患者に見られる最も重篤な形態のアスペルギルス感染症です。特に、白血病やリンパ腫、造血幹細胞移植を受けた患者、化学療法を受けている患者、HIV/AIDS患者などがリスクグループに含まれます。
症状: 早期には非特異的な症状(発熱、咳、息切れ、倦怠感など)が現れるため、診断が難しい場合があります。感染が進行すると、肺、脳、肝臓、腎臓、皮膚など複数の臓器に病変が広がり、生命を脅かす重篤な症状(敗血症や多臓器不全)に発展することがあります。
治療: 早期発見と迅速な治療が重要で、抗真菌薬の投与(ボリコナゾールやアムホテリシンB)が主な治療法です。免疫機能を回復させる治療も並行して行われます。
4. アスペルギローマ(真菌球)
概要: アスペルギローマは、肺や副鼻腔に空洞を形成する形でアスペルギルスが集まって塊状になった状態を指します。主に、既存の肺の病変(結核など)や慢性肺疾患がある患者に発生します。
症状: 多くの場合、無症状ですが、咳や血痰が見られることがあります。重症の場合、繰り返しの大量出血を引き起こすことがあり、生命を脅かすことがあります。
治療: 無症状の場合は経過観察が行われますが、症状がある場合は抗真菌薬の投与や、外科的手術による病変部の切除が検討されます。
予防策
環境管理: 湿気の多い場所でのカビの発生を防ぐため、建物内の換気を十分に行い、特に病院や医療施設では空調システムの管理を徹底します。また、アスペルギルスが多く含まれる堆肥や土壌の取り扱いには注意が必要です。
免疫抑制の管理: 免疫抑制療法を受けている患者や化学療法を受けている患者は、感染予防のために定期的な検査を受けることが推奨されます。
健康的な生活習慣: 栄養バランスの取れた食事、適度な運動、十分な休養を取ることで、免疫力を高めることができます。
結論
アスペルギルス症は、免疫機能が低下している人にとって重篤な感染症となる可能性がありますが、早期の診断と適切な治療によって管理可能です。特に免疫抑制状態の人々や慢性肺疾患を持つ人は、アスペルギルスの感染リスクを減らすための予防策を講じることが重要です。
カビバスター隊
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